謹んでご挨拶申し上げます。
弊社は、初代・彦右衛門が薬品問屋（小分け）として創業、先々代・藤一郎の時代には 戦時中の動乱期を経て、戦後の目覚ましい化学分野の進歩に伴い、高度な要求が相次ぎました。
そして、高度経済成長期である先代・富治郎の時代には、様々な分野で使用される薬品を自ら製造する事に特化すべく製造拠点の拡充を図り、それに付随したカスタム（ユーザー条件にマッチした）ケミカルポンプやフィルターなどに加え、化学設備（配管、配線を含む自動化設備など）の製造も手掛けて参りました。

昨今、グローバル化の勢いはさらに加速し、世界の潮流としてはSDGsやESGなどへの企業要請が高まる一方であります。
そのような状況の中、弊社としても持続可能な社会実現の為にも様々な分野（省エネ、環境保全対象品、高度医療分野など）にも注力して参ります。

今後も製造3拠点（大阪、尼崎、東条）の連携をより一層強化しBCP対応を図ると共に、薬品製造に付随した設備部門の充実を図ることで「即時の対応＝スピード対応」を駆使した上で「循環型社会実現に向けての様々な対策」の強化を図ります。
それが弊社最大の特徴ある技術と信じ、お客様に喜んでいただける製品（サービス）を ご提供すべく社員一丸となって頑張って参ります。
それらが化学産業の発展へ繋がり、広く社会に貢献していくものと信じております。