7月26日(月)午前9時30分頃、当社尼崎工場においてタンク内の過激反応による事故が発生しました。
お客様を始め皆様にご心配をお掛け致し、深くお詫び申し上げます。
つきましては、現時点で判明している内容を以下の通り、ご報告申し上げます。
1.経緯
本作業(レアメタル原料を酸溶解する)は長年にわたり携わって参りましたが、今般、原料変更によりタンク内にて 過激な反応が起こり、タンクマンホール部より熱風が噴出した。
2.人的被害
弊社社員2名が火傷(軽度)、1名が裂傷を負いましたが、入院することもなく現在は自宅にて療養中です。
(7月29日現在)
3.被害状況
設備・・・当該使用タンクを始め、周辺の設備等に被害はありませんでした。
外部・・・本事故における外部の被害(有毒ガス等の発生)は、一切ありません。
4.発生原因
① 本作業は受託作業として請け負っております。
② 委託会社からの支給原料変更に伴い、事故当日も委託会社様(2名)が弊社作業員への指示指導の為に作業立会いを頂いた上、指示手順に従い作業しておりましたが、このような事故を発生させてしまいました。
現在、委託会社(消防・警察を含む)にて、原料等の精密分析など原因特定中であります。
5.尼崎工場の稼働
本作業については、原因が特定され、安全が担保されるまで中断致しますが、それ以外の製品及び作業については、 1日も休むことなく従来通り継続しておりますので、ご安心頂けますようお願い申し上げます。
色々とご心配をお掛け致し申し訳なく存じます。
今後も安全を第一に業務を進めて参る所存ですので、今後とも宜しくお願い致します。